2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
あっけなく終わっちった。随分エピソードが抜けてるし、ホントは心理描写に引き込まれるところなんだがな〜。 スヴィドリガイロフは、今でも謎の部分がある。ラスコーリニコフの分身で、副主人公。欲望を追求するのが生き甲斐みたいなニヒリスト。 この「Cri…
悪徳の権化スヴィドリガイロフ登場。私は俗物ルージンよりマシだと思うけど。ラスコーリニコフは、ポルフィーリに目をつけられる。 ソーニャとの会話を、スヴィドリガイロフに立ち聞きされるところまで(chap.4 の途中)凄く縮小されているので、物足りない……
めっちゃブリティッシュ…語学講座を聴いてるみたい(笑) でも、これシャドーイングの練習にはいいかもしれない。トラックの所要時間がまちまちで、長いのは17分48秒もあるけど。 ストーリーも駆け足。あっという間に犯行が行われ、やらしいルージンがラスコ…
グールドさんは漱石の何処に惹かれたか?大衆に媚びることのない芸術。西洋の「人情」に終始する「美」ではなく、自我や私欲を排除した、純客観的に物事を観察する「非人情」の立場を貫くということらしい。世俗的で自己顕示欲が強かったモーツァルトを否定…
久一さんの出征の見送りに行く。ミスター志保田がご老体なので山越えはせず、川下りでステーションへ。ベルの音で列車が滑り出すと、最後列の車両の窓から例の野武士が顔を出す。一瞬那美さんと目が合う。那美さんの表情に「憐れ」が浮かぶ。 汽車に「乗る」…
木瓜の下でうとうとしていたら、那美さんとむさ苦しい野武士のようなオッサンを目撃。野武士は、那美さんの別れた亭主。破産して満州に出稼ぎに行くのだそうだ。 愚かにして悟った木瓜になりたいものだ (綺麗な木瓜の花を撮ったらUPする予定) When you con…
黄昏時を観海寺へ、そぞろ歩き。和尚さん素敵♪俗世に倦んで、山里に命の洗濯に来た甲斐もあろうというもの。 上の写真は、都会の木蓮 青空にのぼ〜っと伸びている木蓮が奥床しい。山里の禅寺の大らかさ。 Above, the sometime realm of star and moon Is all…
鏡が池で馬子の源平さんから、何代か前の志保田の嬢様の身投げ事件を聞く。それ以来志保田家には祟りがとりついているそうな.。ooO(゜ペ/)/ひゃ 深山椿の描写が示唆的 Whenever I see a wild camellia growing in the heart of the mountains, I am remi…
那美さんとの会話。那美さんの一本勝ち…一枚上手。鏡が池に、身を投げて浮いてる姿を絵に描いてくれるように言われて、タジタジ。 画家の非人情的小説の読み方 小説なんか、始めから終わりまで順を追わずに、ランダムに開けたところをいい加減に読むのが、面…
ミスター志保田のお茶席。招かれたのは、主人公と観海寺の和尚、志保田氏の甥久一さん。久一さんは、二三日うちに満州へ出征する。 浮世離れした桃源郷にも戦争の足音が Since my arrival I had been under the impression that this was an idyllic dream-l…
漱石さん、温泉が大好きなんだな〜。湯船にぷかりと浮いて至福の時を味わう…気持ち良さそう…道後温泉での「坊ちゃん」のやんちゃぶりも面白かったけど、湯煙の中で謎の女人と鉢合わせ(寸前)が艶めかしい(^0^)/ この話、実体験らしい。那美さんのモデルとい…
静かな春の日に、ぽつねんと机に向かって絵の構想を練るが、描けない。考えれば考えるほどイメージが湧かないのは、芸術家の苦しみか?この章は原文も英訳も読むのに骨が折れる(^^ゞ 「キ印」の那美さんが夢遊病みたいに廊下を往来するところは、ハラハラす…
恐ろしいほどオンボロ床屋で、酔っぱらいの親方との会話。江戸っ子崩れの野次馬親方が笑える。あまりにも卑小なゴシップが、かえってノンビリとした春の気配に調和しているのだそうな(笑) 床屋の鏡が素敵(^◇^;) When I moved my head to the right my face…
那美さん(志保田の嬢様)との緊張した会話。 聡明でコケティッシュな那美さんのモデルは、前田案山子の次女卓子なんだそうな。五高時代の漱石は、小天温泉の案山子の別邸に、友人と滞在したことがある。そんなこんなで、流産後の妊娠、慣れない熊本の生活も…
「四角ー一角=三角」がある章(笑)考えようには「屁理屈」をこねくり回すところが難しい…本来の原文も旧字オンパレードで、フリガナがなければ多分読めないんじゃなかろーか(^◇^;) 那古井に着いて、宿の様子や夢、例の出戻り嬢様の出現のところは大きく誤…
この章は、わかりやすい…会話文が多いから(^^) 長良の乙女と志保田の嬢様の話。茶屋のお婆さんの描写も好きだな♪ 右の絵は、花嫁の顔をイメージした「水に浮かぶオフェリア(ミレ画)」 漱石は留学中に、ロンドンのテート・ギャラリーで、この絵を見たらしい…
むむ〜〜。昔読んだのをなんとな〜く思い出しながらなら、読めるかな?具体的な山歩きの行程はまだ何とかわかるけど、抽象的な思考を理解するのがなかなか…(>_ 例の「智に働けば角が立つ…」の英訳 Approach everything rationally, and you become harsh. Po…
Ch.11の残りと Ch.12 Flight to the Ford BOOK 1 をようやく終了。はっきり言ってシンドイ(__;) ディスク一枚分で一時間強もかかるので、集中力がもたない。朗読を聴きながらの黙読なら、楽勝かも(←ちょっと言い過ぎ^^;)声に出してロブさんといっしょに読…
Ch.10 Strider と Ch.11 A Knife in the Dark の、風見が丘の麓のspringに付いた足跡に、Striderがanzxious thoughtをするところまで。 バタバーさんが最初に馳夫さんを通していたとしても、フロドがaccidentを起こさなくても、仔馬亭にBlackRiderは侵入した…
Ch.8 の残り(大部分)と Ch.9 At the Sign of The Prancing Pony 「もし」があったなら、最初からトムが同行してたらどうなってたんだろうね。Barrow Wight に捕まらなくて、メリーがナズグルの首領をやっつける剣をゲットできなかったかも…それを言うなら…
Ch.6の続きからCh.7 In the House of Tom Bombadhil と Ch.8 Fog on the Barrow-downsで、お昼ご飯を食べたところまで。 トムはマイアだから指輪を嵌めても、姿が消えない。指輪を嵌めたフロドを見ることも出来る…ガン爺やガラ様は見えるんだろーか?たしか…
Ch.4 A Short Cut to Mushrooms の続きと Ch.5 A conspiracy Unmasked Ch.6 The Old Forest の古森の中の、禿丘の上(there stood a green hill-top, treeless, rising like a bald head out of the encircling wood)に到達したところまで。 お気に入りフレー…
とりあえず、BOOK 1 だけは片付けよう…Disc 8枚分(^^;) 今日は Chapter 3: Three is Company & 4 の一部。ピピンが Golden Perch を諦めるところまで。 相変わらず目はついて行けても、口がまわらない…舌が血だらけだったりして…もう発音もへったくれもない…
「The Three-Cornered World」が見つかった\(◎o◎)/! でも、乗りかかった船で、Disc2の「Chapter 2: The Shadow of the Past」を読んじゃった。「指輪」の導入部ね。指輪が如何に危険かを、ガンダルフ(頑だ流布^o^;)がフロド(風呂土^^;;)に解く場面…み…
疲れた〜(__;) CD一枚分の朗読を(原稿を見ながら)シャドーイングするのって、肩が凝って喉がカラカラ。舌は回らないし、ちょっと背伸びしすぎた★それでも、目で文章を追っていけるようになったのは、多少は成長したのかも(自己満足だ!^^;) 早々にGive U…