2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

とうとう惨事が…

3: The Seventh Proof 第一章で、ベルリオーズがカントの「第六の証明」を批判したのを受けて、ヴォランドの「第七の証明」。予言されたとおり、ベルリオーズは美人運転士に首をちょん切られる。 この章は短いので、読みやすかったな…わからない語句があって…

比べてみると

…固有名詞の表示は安井訳に準じよう。水野訳も違和感なし(句読点を整理してくれたら、もっといいのだけれど^^;)。法木訳はちょっとピンと来ないところもある。ポンティ・ピラトが、部下に向かって丁寧語で呼びかけてるのは、ロシア語の二人称を使い分けて…

新編集ページ実験

FireFoxでは画像UP成功(^^) プレビューもちゃんと機能している。 でも、編集に戻ると、UPした画像が消えてるのは何故? ここも今まで通りってことになるかも(^_^;)

再びルパシカ

図書館で集英社版の「巨匠とマルガリータ(水野忠夫訳)」を借りてきた。これで、群像社版、新潮社版と3訳揃ったわけだ(はまぞうが不調なので、密林画層が使えないのは残念!) ところで、ベズドームヌイの衣装が気になって仕方ない(汗) ・格子縞のルパ…

千の顔をもつ英雄(下)…まとめ(のようなもの)

ETC

神話の現代的知性による解釈(下巻P-210) ・自然界を説明しようと模索する原始的努力(フレイザー) ・指摘空想の所産で先史時代から受け継がれ、後世、誤解され手いるもの(ミュラー) ・個人を集団へと適応させるのを目的とする、寓意的教訓の貯蔵庫(デュ…

どうも気になる

LoTR朗読で、ピピンがデネソール候に忠誠を誓うところ。ピピンが誓言した後で、 "And this do I hear, Denethor son of Ecthelion, Lord of Gondor, Steward of the High King, and I will not forget it, nor fail to reward that which is given: fealty w…

千の顔をもつ英雄(上)

ETC

とりあえず上巻は読んだ 世界中の神話や宗教が紹介されていて、原註もタップリ。 メチャクチャ縮めて一言で言うと、「英雄は旅立ち、成し遂げ、生還する」が基本原則で、そのディテールが様々なヴァリエーションで彩られる(←あたりまえと言えばあたりまえ^^…

千の顔をもつ英雄…つづき

ETC

面白すぎる!でも、難しいのでまとめられない(汗) よーするに世界中の物語の英雄たちはあるパターンがあって、それを踏襲している。 原始の時代から連綿と続いている祭りや儀式は、自我発達の次なる段階への通過儀礼で、再生を象徴する。無意識下にある夢…

はしばらく保留

英訳の固有名詞と法木綾子さん訳と、新潮社版を照合してみたいので、群像社版の「巨匠とマルガリータ」を書店に注文してしまった。第二章のポンティー・ピラトのところで一時停止。 「犬の心臓」は、怖くて面白かった。何故か、目玉を干してたら犬に食べられ…

千の顔をもつ英雄(上下)

ETC

たまたまネットで検索していて見付けた本。 何か面白そうだけど、ちょっとお値段がね〜。 で、図書館で借りてきた。 神話やおとぎ話の登場人物はあるパターンがあるそうだ。各民族のアイデンティティが生まれる以前に、人類そのものの内奥に恒常的な普遍性が…

メフィストフェレス

ヴォランド氏が初めてパトリアルシェ公園に現れたとき、黒いプードルの柄のついたステッキをもっていた。英訳にはAppendixが載っていて、 "a poodle's head : In Goethe's Faust, Mephistopheles first gets to Faust by taking the form of a black poodle.…

不思議な現象

ルパシカとカウボーイシャツ ベズドームヌイの着衣がカウボーイシャツってのは、やっぱり変だわね(笑)スターリン時代のモスクワ市民がカウボーイの格好をするかね?いくら英訳でもルパシカで良いと思うけどな〜(^◇^;) ホームレス=ベズドームヌイ プロレタ…