2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

APPENDIX

アペンディクスはクリストファーさんがシルマリルと終わらざりしの存在があるにもかかわらず、新たに「フーリンの子供たち」を刊行した経移、教授の膨大なメモや推敲の取捨選択(なかには他のGreat Tailsへ移行した原稿もある)等が書いてある。 (1) The Evo…

XVIII The Death of Túrin

竜が死ぬと、トゥーリンは息を吹き返しニーニエルの元へ戻ろうとする。そこで事の成り行きと彼女の身元を聞いて、ブランディアが嘘をついてると思って切り捨る。フィンドウィラスの塚でマブルングと出会い、呪いが成就されたのを知ってカベド・アン・アラス…

XVII The Death of Glaurung

同行者の一人は怖じ気づいて戦線離脱。もう一人は落石に打たれて落下。悪戦苦闘して、カベド・アン・アラスにてグラウルングをしとめる。竜の腹部に柄元まで埋まったグアサングを引き抜くと、毒を含んだ血が吹き出て、トゥーリンは意識を失う。 そこへニーニ…

XVI The Coming of Glaurung

機が熟したと見て、グラウルングのブレシル攻撃が始まる。ニーニエルの懇願にもかかわらず、トゥランバールは邪竜退治に出陣。ふたりの同行者を引き連れて、他の者は安全な場所に止まるように、もし失敗したら全員避難するように指示して。 テイグリン川の対…

XV Niënor in Brethil

ブレシルの森で、疲れ切ってフィンドウィラスの塚の上に倒れているニエノールを見付けたのはトゥーリン・トゥランバールの一行。何もかも忘れて泣いてばかりいる彼女を「ニーニエル(涙の乙女)」と名付けてエフェル・ブランディアへ連れ帰る。そこでブラン…

XIV The Journey of Morwen and Niënor to Nargothrond

ドリアスにナルゴスロンド陥落の知らせが来て、モルウェンは理性をなくし、息子トゥーリンの消息を知るため自ら出向く決心をする。シンゴルとメリアンの説得も聞き入れない。シンゴルはマブルングを護衛と探索に使わす。ニエノールも秘密裏に同行する。これ…

XIII The Coming of Túrin into Brethil

家族がドリアスで無事だと思ったトゥーリンは、オークに連れ去られたフィンドウィラスを探し求めてブレシルへ。そこでフィンドウィラスが殺されて、遺体はハウズ・アン・エルレスに葬られたことを知る。彼はトゥランバールと名のり、ブレシルに止まる。 ブレ…

XII The Return of Túrin to Dor-lómin

ドル・ローミンへの道中で、エイセル・イヴリンの水は凍っていた。もしこの水をトゥーリンが飲んだら、グラウルングの呪縛が解けて我に返ることが出来たんだろう。23年ぶりに故郷の土を踏むが、モルウェンとニエノールの旅立ちを知って、竜の嘘に気付く。フ…

XI The Fall of Nargothrond

トゥーリンがナルゴスロンドに来て5年が経ったころ、海の神ウルモの警告を携えて、ゲルミアとアガルワインがやってくる。今や王オドロレスの右腕であり、ナルゴスロンドを牛耳っているトゥーリンは、橋を壊して敵の侵入を防ぐより、攻撃に出る策に固執する…

X Túrin in Nargothrond

一週間ぶりのトゥーリンのお話…グィンドールが可哀相なんだもん。 ナルゴスロンドで、妖剣アングラヘルは鍛え直されてグアサングに。トゥーリンはエルフ軍団を引き連れて、オーク退治に出陣。ナログ川に橋が架かり、ナルゴスロンドは守りから攻めの体制に。 …

IX The Death of Beleg

折角苦労して救出したのに、暗闇の中で間違ってトゥーリンに殺されてしまうベレグ。途中で同行したグィンドールがナルゴスロンドへ案内する。不吉な剣アングラヘルはトゥーリンの手に…トゥーリンに関わった者は、非業の最期をとげるのね(T.T)グィンドールさ…

VIII The Land of Bow and Helm

ドラゴン・ヘルム(トゥーリン)とストロング・ボウ(ベレグ)の活躍のは、モルゴスの知るところとなる。ドリアスの外だからね。アモン・ルース周辺にスパイが派遣される。隠れ家に案内したのはミーム。ミームが積極的に裏切ったとは!…たまたまオークに捕ま…

VII Of Mîm the Dwarf

無法者のリーダーとして荒野をさまようトゥーリン。道中捕らえた、ペティ・ドワーフのミームの棲アモン・ルースに落ち着く(ミームも不運なドワーフ)。厳しい冬に倦んでいるところに、ベレグがあらわれる。飢えと病を救われるが、トゥーリン以外はベレグを…

VI Túrin among the Outlaws

無法者の仲間になっているトゥーリン。ベレグに再会するが、ドリアスへ戻るのは拒否。ベレグは一旦ドリアスにてシンゴルに報告し、ホームグランドの北辺へ(レンバス持参で)…その後姿を消す…もちろん再度トゥーリンと合流するためね。 ベレグの行動は「シル…

V Túrin in Doriath

ドリアスにて、シンゴルとメリアンに歓待され、成人になったトゥーリン。でも、小姑みたいなのがいるんだよね。サエロスとダエロン。エルフの王国に卑小な人間が巾をきかせている!とうとう事件(事故)が…。トゥーリンは、マブルングの忠告を受け入れず、ド…

IV The Departure of Túrin

トゥーリンをドリアスに送ったモルウェン。ニエノールがお腹にいたとしても、いっしょに行ったらよかったのに。メリアンの招きにも、情けをかけられるのを潔しとしない。もっと素直にならなきゃ。モルゴスの呪いで、どっちに転んでも裏目に出たのかもしれな…

III The words of Húrin and Morgoth

Haudh-en-Nirnaethの位置が、イメージとちょっと違う。アウファウグリスのど真ん中だから良いのか!?だけど、章の始めに荒涼とした平原にこの丘だけが草が覆って、モルゴスのservantは近寄れなかったとあるのに、フーリンをboundしても良いのかね?死の匂い…

II The Battle of Unnumbered Tears

今のところ、シルマリルとほとんど同じ。 五度目のバトルでエルダール・エダイン連合軍は、モルゴスにこてんぱんにやられる。トゥアゴン退却の盾になって、フオルは斃され、フーリンはモルゴスの虜囚となる。トゥアゴンの存在が命取りになると予感していたモ…

I The Childhood of Húrin

あっと驚くような目新しいことはないようだわね。シルマリルと終わらざりしを足して2で割ったような…(^◇^;)フーリンとフオルがソロンドールにつれられてゴンドリンに「行きて帰りし」で、帰り際にマエグリンに嫌みを言われたこと。トゥーリンの子供時代。フ…

NARN I CHÎN HÚRIN

< The children of Húrin >…誤読&ネタバレは、ご容赦を(^^;;;)