XIII The Coming of Túrin into Brethil

家族がドリアスで無事だと思ったトゥーリンは、オークに連れ去られたフィンドウィラスを探し求めてブレシルへ。そこでフィンドウィラスが殺されて、遺体はハウズ・アン・エルレスに葬られたことを知る。彼はトゥランバールと名のり、ブレシルに止まる。
ブレシルの長は、ハラディンの末のブランディア。足が不自由で、戦いより平和を好む。ここでもトゥーリンは、グアサングを駆使して名声を博す…モルゴスが見逃すはずがない。どんなに本名を隠しても、呪いから逃れる術はない。