XIV The Journey of Morwen and Niënor to Nargothrond

ドリアスにナルゴスロンド陥落の知らせが来て、モルウェンは理性をなくし、息子トゥーリンの消息を知るため自ら出向く決心をする。シンゴルとメリアンの説得も聞き入れない。シンゴルはマブルングを護衛と探索に使わす。ニエノールも秘密裏に同行する。これほど強情なのは（モルゴスの呪い以前に）フーリン一家の気質なんだろうね。「業」としか言いようがない。
で、グラウルングの待ち受けているナルゴスロンドへ。モルウェンは行方不明。竜の眼力で、ニエノールは記憶喪失に。
ニエノールはドリアスの目前まで連れ戻されるが、オークに襲撃されて逃げ出し、ブレシルの森を彷徨う。
ミッションの失敗を悔いるマブルングに、メリアンは
'It is not so, Mabrung. You did all that you could, and none other among the King's servants would have done so much. But by ill chance you were matched against a power too great for you, too great indeed for all that now dwell in Middle-earth.'