カスピアン王子のつのぶえ

Prince Caspian

ナルニアと人間の世界を繋ぐ「時空の穴」はあちこちにあって、ナルニアの王は人間でなければならないってのも、何か宗教的な意味があるのかね?「アダムの息子とイヴの娘」がナルニアを統べる。別に動物でも良いと思うんだけどな〜。善も悪も人間がナルニアに持ち込んだみたいだ。
アスランを信じない者はアスランが見えないのも、神学的なんだろうね。素直な心がないと、神の恩寵を得られない…思うにスーザンが脱落するのは、この時点でルイスさんは決めてたんだろうな。街灯の存在も「魔術師…」を公開するまで、謎のままだし。
とにかく「ライオンと魔女」の続編として「カスピアン王子のつのぶえ」を読むのは正解ですな。「ライオン」でルーシーを信じなかったエドマンドが率先して妹を擁護するのは人間的成長なんだな?
最初読んだときの、木が動いたりしてあの方の影響というより真似じゃん☆それにしても、登場人物(動物も)をあまり掘り下げてないな〜という思いは払拭できなかった。
比べるのは止めよう☆これはこれ!あれはあれ!と割り切らねば!!…他のものはそんなにこだわらないのに、何故だろう?読み始めの時期が悪かったのかな?