ヘンゼルとグレーテル( ウラディーミル・ユロフスキ指揮)

beruthiel2008-11-12

フンバーディンク作曲 2008年1月1日 メトロポリタン歌劇場
…誰もが知ってるグリム童話ね(^^)
現代版で英語に翻訳されていて、たくさんの子供たちが観にきていた。
お話の展開は、原作と少し(大分^^;)違っている。

  • キャスト

グレーテル:クリスティーネ・シェーファー
ヘンゼル:アリス・クーテ
ゲルトルート(お母さん):ロザリンド・プロウラウト
魔法使い:フリップ・ラングリッジ
ペーター(お父さん):アラン・ヘルド
管弦楽メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ウラディーミル・ユロフスキ

  • あらすじ

・第一幕
貧しい箒屋のペーター一家。生活苦で疲れ果てたゲルトルート。留守番をしていた兄妹が仕事もせずに、唯一の晩ご飯のクリーム壺を割ってしまったことに激怒して二人を森へ木苺摘みに行かせる。
箒が売れてホクホクで帰宅して、顛末を聞くペーター。「森には悪い魔女がいて、子供たちを待ちかまえている!」「あらま大変!!」と、二人を捜しに出かける。
・第二幕
森で道に迷った兄妹は木苺をたくさん食べて、眠りの精に眠らされる。
・第三幕
翌朝露の精に起こされた二人は、魔女に出くわして食べられそうになったけれど、逆にオーブンにぶち込む。魔女が退治されると、行方不明だった子供たちが解放される。
探しに来た両親とも再会して、めでたしめでたし。

  • 童話というものは元来残酷?

現代版で、食べ物と飢餓がテーマ。なんかグロテスク。ヘンゼルとグレーテルのお行儀の悪い食べ方が鼻につく。文化の違いかもしれないけれど、魔女がオーブンで丸焼きになったのを取り出して、みんなで食べるシーンも、あまりいただけない。
童話のほうは、お父さんは気が弱くて継母の言いなりで、兄妹は森に捨てられるんじゃなかったっけ?…月明かりで小石が光ってる所、好きなんだけどな〜。


Bsメトロポリタン特集は、これでおしまい。気に入ったのはマクベス連隊の娘(←まったく異質の取り合わせかもf(^ー^;)



指揮者のユロフスキさん
とてもハンサム(#^.^#)
きっと、女の人にモテモテだろうね。



魔女が男声(テノール)なのは
ちょっとビックリ\(◎o◎)/!
そのへんのメタボオバチャンみたい(笑)
普通はアルトかメゾソプラノだって。