セビリャの理髪師

ロッシーニ作 指揮:ジャンルイジ・ジェルメッティ マドリッド・レアル劇場(2005年)

ロッシーニ 歌劇《セビリャの理髪師》 [DVD]

ロッシーニ 歌劇《セビリャの理髪師》 [DVD]

舞台のデザインが斬新。シンプルな白とグレーからカラフルなフィナーレ。大道具のスムーズな移動も演技(演出)のうち?

  • 主な登場人物

アルマヴィーヴァ伯爵:フアン・ディエゴ・フローレス(T)
ジーナ:マリア・バーヨ(S)
バルトロ(その後見人、医者):ブルーノ・プラティコ(Br)
フィガロ(理髪師兼何でも屋):ピエトロ・スパニョーリ(Br)
ドン・バジリオ(音楽教師):ルッジェーロ・ライモンディ(B)

  • あらすじ

・第一幕
アルマヴィーヴァ伯爵が一目見て恋に落ちたロジーナは、財産目当ての後見人バルトロに結婚を迫られている。以前にバルトロ家に仕えたことのある、何でも屋フィガロに仲介を頼む伯爵。ロジーナに貧乏学生リンロードと名のり、セレナーデを歌うが、彼女は奥に連れ戻される。
バルトロは音楽教師のバジリオと、伯爵を出し抜いて自分がロジーナと結婚する悪巧みを相談。ロジーナはリンロード宛の手紙をフィガロに托す。そこへ伯爵が士官に変装して現れるが、バルトロに見破られる。
・第二幕
こんどはバジリオの弟子に変装した伯爵。現れたバジリオにお金を握らせて追い返し、あやしむバルトロにリンロード宛の手紙を見せて信用させて、駆け落ちの相談。フィガロはバルコニーの鍵を入手。
バルトロは手紙を見せて、リンロードが伯爵にロジーナを売ろうとしていると言って、自分との結婚を承諾させ、公証人を呼び寄せる。
夜になって伯爵が忍び込み、リンロードと同一人であることが判明。ちょうどやってきた公証人の前で結婚。
悔しがるバルトロに、ロジーナの財産はくれてやることにして、めでたしめでたし。

  • 主役は伯爵なの?(^◇^;)

フローレスさん、ハンサムで素敵な声♪(男声でも超絶技巧ってあるのね^^)…この何年後かに、ロジーナの侍女(フィガロの婚約者)に手を出そうとするなんて考えられないんだけど。。。年を取ったら声も低くなるのかね(^0^)/
フィガロも格好良いけど、バジリオのおっちゃん好きやわ〜(笑)家政婦のメゾ・ソプラノさん、おもちろ〜い。
伯爵のセレナーデの伴奏は、指揮のジェルメッティさん自らギターを弾いて、これも珍しいのかな?

「わたしは町の何でも屋」って歌、子供の頃から好きだった…フィーガロ、フィガロフィガロ…♪(^^)「フィガロの結婚」と同じ名前だわ〜って、思ってたのよね(←両方とも漠然とした筋書きしか知らなかった^^;)「ばらの騎士」の解説を読んで、この三曲が連動しているのを知って、ちょっと驚き(^0^)/
ということは、あっちのフィガロさんも観なければ片手落ちだわ☆と、ただいま検索中。。。なんと言ってもモーツァルトの代表作だもんね(#^.^#)