メモ III 好色な人たち

「第四編好色な人たち」に登場する全員が「好色な人」にあてはまるんだって。主要人物ほぼ全員。ゾシマ長老もアリョーシャもね。
「好色な人たち」の原語が「スラドストラースキ(変換が面白い→「素羅どす虎ー好き」(^0^)/)」で、「スラードキイ(甘い)」と「ストラースチェ(情熱)」の合成語から派生して、「甘い情熱の人たち」という意味。だから「甘いもの好き=好色」という裏の意味を含んでいるそうな…甘党はスケベか!(ギクッ^^;;;)
アリョーシャは、カラマーゾフ一族だし二十歳の健康な若者で、サクランボのジャムが好き(笑)
ゾシマ長老の庵の描写や、ご婦人たちがお菓子などを差し入れに来る噂。若かりし頃は横恋慕の末決闘騒ぎを起こしたこともある。フョードルが皮肉るのも、さもありなんだったりして。
両性があるのだから人間(生き物)の性(さが)なんだろうね。抹香臭くいうと「業(ごう)」ですな〜。
<再び十三年後の予測>
アリョーシャがリーザと結婚し、グルーシェニカにに誘惑されることを示唆した資料があるそうな。