時はきた!

  • 30: It's Time! It's Time!

一夜明けて、巨匠はこれからの行く末を想ん計って、マルガリータに元の生活に戻るように説得するが、彼女は茨の道を歩くことを恐れない。そこへアザゼッロがミッション遂行にやって来る。つまり、二人を天(地獄?^^;)に召して安らぎを与えることに。
アザゼッロの辻褄合わせ→巨匠を病室で息を引き取らせ、マルガリータも自宅のアパートの客間でばったり!んで、魔法の黒馬で天翔る三人。
巨匠はベズドームヌイに別れを告げ、小説のつづきを書くように勧める。
思うに、天国へ行かなくても救われることもあるんだな〜なんて、感心したりして(^◇^;)…光と影の役割分担は、厳密にはどうなっているんだろう?29章でヴォランドが言ったように、悪があるからこそ善が認識される。だいたい善悪を区別することが卑小なのか!?神様って、善も悪もすべてをひっくるめて掌握しているものなんだろうね。イルヴァタールもメルコールの出現を予測していたようだし、仏陀も己が掌で右往左往する愚かな人間たちを眺めている節がある。
何を基準にして、救済と安らぎを得られるというのかね?ここんところが、よーわからん(^^ゞ
いずれにしても、彼等は天国に行く必要がなかった(笑)すでに救われたから(悪魔によって^^;)…地獄も刺激的で、結構楽しい?(^◇^;) 別に彼等が地獄に墜ちるってわけじゃないけど…