アルスルの宮廷の三つのロマンス1

リネットちゃん

  • ウリエンの息子オウァインの物語、あるいは泉の貴婦人

アルスルは王となり、冒険の最前線から後退。物語のヒーローは彼の騎士たちに譲られていく。宮廷でのうわさ話からオウァインが探索に旅立つ。
アルスル=アーサー
グウェンホヴァル=グウェニヴァー(グウィネヴィア)
オウァイン=オーウェイン
・泉の黒い騎士を斃して、その奥方と暮らすことになったオウァインが、アルスルの元へ帰還。侍女のリネットの忠誠と機知で。はれて貴婦人は宮廷へ迎え入れられる。
つまり「サー・オーウェインと泉の貴婦人」とほぼ同じストーリー。
ノルマン・フランス風ロマンスの中にウェールズ風語り口が混在して、独特な魅力を醸し出している(そうな^^;)