伝説的サガ3

三百才の異教の勇士ゲストの自慢話。オーラヴ・トリュグヴァソン王に、伝説の英雄たちのそばにいて、活躍した話をする(よーするに既に知られている英雄伝説の二番煎じ)
・ゲストが生まれたとき女予言者たちが、誰よりも幸運に恵まれるだろうと予言した。しかし助言を請われなかった下位のノルンが、ベッドのろうそくが燃え尽きるより長くは生きられないようにしてやると言う。最長老の女予言者がろうそくを消して母親にわたす。長じて、そのろうそくを受け取って持っていると、王に見せる。
・彼は「何故ここに来たか?」との王の問いに「洗礼を受け、幸福を得るために」と答え、改宗して皆から敬愛される。
・ある日、王はゲストに「あとどのくらい生きるのか」と問う。「神が望むならもう少し」「ろうそくを出したらどうなる?」
・ゲストはろうそくを取り出し、王は火をともすように命ずる。ろうそくは急速に燃え、「今何歳か?」と聞くと「三百歳」と答え、横になり塗油を願う。ろうそくが燃え尽きたとき、ゲストも死んだ。つまりキリスト教に帰依して、安らかに神に召されたってことか。