伝説的サガ1

「伝説的サガ」や「アイスランド人のサガ」と違って事実指向型ではなく、空想指向型。リアリティを問題にせず、娯楽追求に徹したサガ。暗く長い冬の間、芝土と木材で造られた小さな家の炉辺を囲んでの長老の話や伝説の朗読に聞き入ることを最大の楽しみにしていた、当時の人々が好んだ血湧き肉躍る不思議な物語。「伝説的サガ」は30以上もあるが、谷口さんが実際に呼んでみて面白かったものを四つ紹介されている。

  • ヴォルスンガサガ

「エッダ」のシグルズとほぼ同じ内容。現存の「エッダ」の古歌謡集の欠落部分を埋める点が貴重なところ。ワーグナーはこの作品を読んで「ワルキューレ」を書いたと言われる。
…だからあらすじは書かなくても良いだろう(^◇^;)←手抜きどす。いつかまたね。ちょっと違ってたり、未知のキャラも出てくるから、両方をもう一度読み比べなくては。「エッダ」もね。