41〜45

  • 第四十一章

・ワイナミョイネンがカンテレを掻き鳴らすと、陸海空すべての生き物がこれを聴きに集まってきた。
・その演奏に誰もが感動し、涙を流した。ワイナミョイネン自身の大粒の涙は青い真珠に変わった。

  • 第四十二章

・ポホヨラにて、サンポを半分よこせ!さもないと力ずくで取り上げるぞ!!と宣言。
・ポホヨラの女主人は、防衛軍を招集。
・ワイナミョイネンはカンテレを演奏して、ポホヨラ軍を眠らせる。その間にサンポを持ち出して船に積み込み出航。
・三日後目覚めた女主人はサンポ運搬を阻むため、濃霧や嵐を起こす。
・大波でカンテレは海中に落下。

  • 第四十三章

・火打ち石を投げて暗礁を造ってポホヨラ軍を阻むも、ポホヨラ軍はしつこい。
・船が破壊すると女主人は鷲に変身して、部下を翼に乗せて襲いかかる。
・戦いはカレワラの勝利だったが、サンポは海に突き落とされ砕けてしまう。
・水中に沈んだ大きな破片は海の宝となり、小片は海岸に打ち上げられる。ポホヨラ軍はサンポの蓋を持ち帰る。
・ワイナミョイネンは海岸の破片を集め、それを育てて恒久の平和を願う。

  • 第四十四章

・ワイナミョイネンはなくしたカンテレを探すが、見付からない。
・代わりに白樺から新しいカンテレを作成。その音色を聞いた者は狂喜する。

  • 第四十五章

・ポホヨラの女主人は報復に異常な疫病をカレワラに送り込む。
・ワイナミョイネンは強力な呪文と軟膏でこれを治す。