連隊の娘(アルミリアート指揮)

beruthiel2008-10-26

ドニゼッティ作曲・BS特集(華麗なるメトロポリタン・オペラ)録画
フローレス・ファンになってしまったワタクシ(^0^)/
…とにかく面白かったよ〜。ドニゼッティさん、悲恋ものが多いようだけど、愛の妙薬みたいなラブコメが好きなのかも。

  • キャスト

マリー: ナタリー・デセイ
ベルケンフィールド侯爵夫人:フェリシティ・パルマ
トニオ:ファン・ディエゴ・フローレス
シュルピス : アレッサンドロ・コルベリ
クラッケントルプ公爵夫人:マリアン・セルデス
管弦楽メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指 揮 : マルコ・アルミリアート
演 出 : ローラン・ペリー
[ 収録: 2008年 4月26日, メトロポリタン歌劇場 (ニューヨーク) ]

  • あらすじ

・第一幕
マリーは戦場でフランス軍に拾われ、シュルピス軍曹の連隊で成長した。慈しみ育ててくれた連隊全員を父として、家政婦代わりに働いている。チロルの若者トニオは、崖から落ちたマリーを救って恋に落ちたが、パルチザンのスパイとみなされ捕らえられ、マリーと結婚するために入隊。
たまたま旅行中のベルケンフィールド侯爵夫人は、マリーが死んだと思っていた姪であることを発見して、パリに連れて帰ることに。
・第二幕
貴婦人になるためのレッスンに辟易しているマリーの所へ、訪ねてくるシュルピス軍曹。連隊の楽しい思い出に、つい羽目を外すマリー。そこへ手柄を立てて大尉となったトニオが現れ、結婚を申し込む。
ベルケンフィールド侯爵夫人は、家柄のいいクラッケントルプ公爵家との縁談を盾にトニオを拒絶。
ベルケンフィールド侯爵夫人の実の娘であることを知ったマリーは、結婚承諾書にサインをすることに決めたとトニオに別れを告げる。マリーの誠意と、トニオへの愛を知った夫人は、前言を撤回して二人を祝福して大団円。

  • 意気がぴったしのお二人さん

トニオ役、「ハイC」が9連続の難曲アリアがあって、かつてパヴァロッティが歌って「King of the High-C」といわれたんだって。フローレスさん、すんばらしい歌いっぷり。新しい王様だわ☆明るくて品のある声♪コミカルな仕草も若々しい。なによりハンサムだし、スリムで半ズボンが可愛い(#^.^#)
ナタリー・デセイさん、息もつかせぬ激しい動きで連隊の勇ましい歌を歌ったかとおもうと、別れの曲を切々と…胸を打つような切なさを覚える。
ベルケンフィールド侯爵夫人の高飛車でノー天気ぶり、シュルピス軍曹の優しさ。結婚披露パーティに集まった貴族たちが、全員ヨボヨボなのも可笑しい(笑)


以下はマリーちゃんとトニオくん