Introduction

「フーリンの子供たち」に至るまでのあらまし。
父フーリンから直情的な激しさと、母モルウェンから誇り高い厳しさを受け次いだトゥーリンは、モルゴスの呪縛と奸計で過酷な運命をたどる。
内容の検証はもっと聡明な方々に譲るとして、思いついたことなどを書くことにしよう(責任逃れだったりして^^;)

  • あらためて気付いたこと、もしくは目から鱗

ベレンがメリアンの魔法帯を超えてドリアスに進入出来たのは、メリアンの計らいではなく、もっと強大なパワーが動いた結果なんだって。ヴァラール?…じゃなくて、The Oneだろうね〜。思うに、メリアンとシンゴルの出会いも、もっと下ってビルボが暗闇でひとつの指輪をポケットに入れたのも、大きな力がはたらいたんだろうな〜。「その背後には、指輪の造り主の意図をも超えた、何か別のものが働いていたんじゃろう。…ビルボはその指輪を見付けるように定められていた、ただし、その造り主によってではないと」
モルゴスがトゥーリンに執着していて、トゥオルを見逃したのも、そういう巡り合わせだったのかも。


…と書いたけど、気になったからシルマリルを覗いてみた。
あったんですよね〜。Chap.10 Of the Sindarに
"The Girdle of Melian, that none thereafter could pass against her will or the will of King Thingol, unless one should come with a power greater than that of Melian the Maia."
ってことは、あの人があそこで、30年ぶりにあの方と再会したのも???…あの件は、ネンヤの力で…いや、深いところでGreater Powerが働いたのだろうね〜。