人類が知っていることすべての短い歴史

たまにはNeverLandから、現実の世界へ戻ってこよう。世の中には似非科学が横行して、夢と現実の区別が出来なくなることがあるからね。

人類が知っていることすべての短い歴史

人類が知っていることすべての短い歴史

↑面白そうでしょ?(^^)日進月歩の科学史をシロートにもわかるように平明に記述してあるそうな。「我々は何処から来て、何処へ行くのか?」って、人間の永遠の疑問だと思う(少なくともわたしにとっては…^^;)だから、こんなタイトルを見ると読まずにはいられないのよね♪
序章に
「太古から恵まれた進化の系統に属してきたことだけでも、あなたは充分に運がよかったが、あなた個人を終点とする長い長い系図にも、極上のーー奇跡と呼ぶしかないほどのーー幸運がちりばめられている。三十八億年間、山河や海洋が生まれるよりもっと昔から、あなたの母方と父方、両方のすべての先祖が、配偶者を見付けるだけの魅力を持ち、繁殖可能な程度に健康で、なおかつそれを実践できるほど長生きする運と環境に恵まれていたのだ。その中の誰ひとりとして、巨獣に踏みつぶされたり、生で食べられたり、海に溺れたり、岸に打ち上げられて鰓呼吸が出来なくなったり、不慮の怪我で生殖機能を損なわれたりすることなく、しかるべき時にしかるべきパートナーと遺伝的材料のささやかな授受・結合を行い、しかるべき形質の組み合わせを次々と途切れることなく送り継いで、最後の最後に、ほんの束の間、あなたというゴールへ行き着くたった一本の驚異の道をたどってきた。これがどんなに希有なことか、考えてみると良い。」とある。
うん、こんなふうに考えると(自分を含めて、生きとし生けるものの)命を粗末にしてはいけないな〜と思っちゃう(^^)
「今此処にある!」ということが奇跡そのものなんだ☆