グリボエードフ

  • 5: There were Doings at Griboedov's

ベルリオーズが議長である、マソリート(MASSOLIT=文芸協会)の会館。18世紀初頭の劇作家グリボエードフの伯母君の屋敷だった(といわれる)所。よーするに文壇の会員は特権階級で、優遇されていたのだ。この章は、言論統制に引っ掛からない文学者の、優雅な生活を皮肉を込めて描写している。
ベルリオーズの死が伝えられ、下着姿で胸にイコンをピンで留め、蝋燭を掲げたベズドームヌイが出現し、グリボエードフは大騒ぎ。