カレワラ物語

カレワラ物語―フィンランドの国民叙事詩

カレワラ物語―フィンランドの国民叙事詩

一日で読めるよ♪ 岩波文庫は、解説と要約を読んでやっと本文を理解出来た(^^;)読み終わるのに二週間も掛かってしまった。先にこっちを読んだ方が、正解だったかも。初心者にはお勧めです。
カレワラは3種類あって、それぞれ「原カレワラ」「古カレワラ」「新カレワラ」と区別される。

リョンロットが各地を回って、口承伝説を採集。口承の常として既に失われたり、変化した物語を辻褄のあった物語として発表したもの。原型に近いエピソード。
と言っても、最終版の「新」での改変も3%程度だからご安心を(^^)

  • 古カレワラ(1835年)

世に認められ、資金と協力者を得て、さらに充実したものを出版。

  • 新カレワラ(1849年)

新たに収拾した物語を入れて出版←今日「カレワラ」と呼ばれているもの。クッレルボのエピソードはこの版に収録されている。