セビリアの理髪師(ベニーニ盤)
BS特集(華麗なるメトロポリタン・オペラ)録画…この前観たジェルメッティ指揮 マドリッド・レアル劇場と同じく、ファン・ディエゴ・フローレスがアルマヴィーヴァ伯爵を演じている(#^.^#)
画像はフローレス伯爵…ハンサムなのよ♪
- キャスト
アルマヴィーヴァ伯爵 : フアン・ディエゴ・フローレス
バルトロ (医師・ロジーナの後見人) : ジョン・デル・カルロ
ロジーナ (バルトロのめい) : ジョイス・ディドナート
フィガロ (理髪師) : ペーター・マッテイ
バジーリオ (ロジーナの音楽の教師) : ジョン・リライア
フィオレルロ (アルマヴィーヴァ伯の召し使い) : ブライアン・デイヴィス
アンブロージ (バルトロの召し使い) : ロブ・ベッサラー
ベルタ (バルトロ家の小間使い) : クローディア・ウェイト
合 唱 : メトロポリタン歌劇場合唱団
管弦楽 : メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指 揮 : マウリツィオ・ベニーニ
美術 : マイケル・イヤーガン
衣装 : キャサリン・ズーバー
演出 : バートレット・シェア
[ 収録: 2007年 3月24日, メトロポリタン歌劇場 (ニューヨーク) ]
- ジョン・リライア
バンクォーさんがバジリオに化けたのはびっくり\(◎o◎)/!…格好良すぎかも〜(^◇^;)←ちょっと注目☆…ライモンディのバジリオも、けっこう好きだったんだけどね(笑)
「マクベス」での、シリアスな演技(高潔な武将&怨念を残した亡霊)とのギャップが楽しかった。「ドン・ジョヴァンニ」も歌って欲しい♪…声的にはレポレッロでもいいんじゃない?
舞台美術はマドリッドのほうが色遣いが洒落てる。メトロポリタンのオーケストラボックスの前面に(花道のような)通路があるのは、斬新なアイディア。。。珍しくもないのだろうか?セビリアの理髪師そのものが、大道具を出演者によって動かされるという手法だったのかも。
- メトロとレアル
・フィガロ
どっちが好きかって、迷うな〜(^_^;)マッティ・フィガロ、八面六臂の大活躍。スパニョーリ・フィガロの洗練されたおじさまタイプ(好み〜^^)より若いぶん分があるかもね。そのまんま「フィガロの結婚」に出てもOK♪上背もあって声量も豊か。
・伯爵(同じ配役だけど)
フローレス伯爵、甘い声と容姿…メトロのほうは、他の人に比べて背が低いのが目立つ…素敵なのに、惜しいな〜。でも、明るさと軽妙さは天性のものかもしれない。レアルのほうが溌剌度が上のような気がする。
- その他
・メトロのほうが好きなのは
バルトロ:ジョン・デル・カルロさん、名優(名歌手)に違いない。
ロジーナ:レアル盤より上品かも。数年後(フィガロの結婚)に、性格が変わってしまうとは思えないほどしっかりしてる。だいたい伯爵が、初心貫徹できない浮気者なのがいけないのよね(比べちゃいけない…別もの別もの^^;;;)
アンブロージ:良い味出してる〜(笑)「バルトロの無口な召使い」って、配役の説明もおかしかった(笑)
・レアル劇場
ベルタさん、大好き(^0^)/バジリオのおっちゃんも好きだよ〜。
指揮者のジェルメッティさん自ら爪弾くギターも良かったよ〜。