五十号室の最期

再びモスクワ。

  • 27: The End of Apartment No.50

一連のヴォランド事件を捜査している当局は夜を徹して作業が続いていた。
ヴァリエテ劇場のスキャンダル。轢死したベルリオーズの首の盗難。サドヴァヤ通りのアパート50号室の怪etc...
失踪したヴァリエテ幹部の発見と取り調べ(全員装甲を施した独房へ入れてくれと泣きつく)
ベズドームヌイにも捜査官が派遣されて、催眠術師一味が起こした一連の流れを把握。背水の陣を敷いて50号室に踏み込む。…ここでベゲモートと捜査隊の大活劇。拳銃の乱射では、誰一人傷つかない。しまいに50号室は炎上。一味は煙となって空中へ逃亡。

  • マイゲール男爵

この怪しい人、18章で舞踏会に招待してくれるよう電話で依頼してくる。23章の舞踏会の終わりにアザゼッロに射殺されるんだけど、この章で燃え上がった炎の中から発見される。
彼は観光協会に勤め、外国人に名所旧跡を紹介する役目を持っていて、告げ口屋のスパイと噂が立っている御仁。実在の人物らしい。拳銃で暗殺されたらしい(この情報はあやふやどす^^;)