神話2

  • 世界の始まり

・最初から血なまぐさいぞ!いかにもアイスランドらしく火と氷の対立。神より先に巨人が現れる。南のムスペルスヘイムの火焔と北のニヴルヘイムの霜がぶつかり、氷が溶けて巨人ユミルが誕生。
・牝牛のなめた石から出現したブーリの息子ボルと巨人族の娘ベストラの間に三人の息子オーディン、ヴィリ、ヴェーが生まれる(アース神)
・三人はユミルを殺し、死体から大地を造り、血から海・湖・川を。骨から岩を、髪から木々と草を、頭蓋骨から天を、脳みそから雲を…(^^;)
・二本の木から男はアスク、女はエムブリを造り、彼等から人類が発っした。
ドワーフはユミルの肉の中の蛆虫から生まれ、地中に住み鍛冶に長けていて、神々と人間を憎み、彼等のための細工物には所有者の害になるような品を好んで造った。
・ユミルのまつげで塁壁を造り、悪しき巨人から人間を守った。
・妖精や天体虹などを造るんだけど、巨人との確執が世界の終末を呼ぶことになるんだって。
アース神族の他に、自然力を支配するヴァン神族もいて、時には対立し、お互いに人質のやりとりがあったりする。